2010年12月16日木曜日

クリスマス特集 第2回 『ホーム・アローン』


監督:クリス・コロンバス
脚本:ジョン・ヒューズ
出演:マコーレー・カルキン/ジョー・ペシ/ダニエル・スターン/ジョン・ハード/キャサリン・オハラ/アンジェラ・ゴーサルス/キーラン・カルキン/ロバーツ・ブロッサム/デビン・ラトレイ/ジョン・キャンディ/クリスティン・ミンター/他

 第2回クリスマス特集!『ホーム・アローン』!やっぱり、僕が個人的に、もっとも思い入れがあるクリスマスの映画といえば、ホーム・アローンシリーズですね。

 クリスマスシーズン、金曜ロードショーでウキウキしながらテレビにくぎ付けになったのを覚えています。もはや説明不要の傑作コメディですが、一応、あらすじは


 クリスマスの家族旅行で、シカゴに在住するマカリスター家パリに行くことになっていた。しかしその当日の朝、停電の発生によりセットしていた目覚まし時計がリセットされてしまい全員が寝坊し、急いで空港へと向かったため、前日の兄とのトラブルにより屋根裏部屋で寝ていた8歳の少年ケビン・マカリスター(マコーレー・カルキン)が一人家に取り残されてしまった・・・。ケビンはうるさい家族がいなくなった事を喜び、一人暮らしを満喫するが、その家を二人組の泥棒、ハリー・ライムとマーヴ・マーチャントが狙っていた。ケビンは家を泥棒から守るべく、日用品などで家中に仕掛けを作り、泥棒たちを迎え撃つ。笑いあり、涙ありの心温まる物語。


 幸か不幸か、これがピークのマコーレー・カルキンはもちろん可愛いんですが、この映画をおもしろくしてるのはとことんドジでマヌケな泥棒2人組だと僕は思います。


 それもそのはず。なんと泥棒コンビのチビの方は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『レイジングブル』、『グッドフェローズ』、『カジノ』などスコセッシ映画を中心に活躍した、名優中の名優、ジョー・ペシ。スコセッシ監督などの作品では、身の毛もよだつ暴力的なイタリアン・マフィアのイメージが強い彼ですが、本作では、おばかな泥棒を演じています。見事なコメディセンスを発揮していて、役柄の幅、広すぎます。この映画が面白いのは、そうしたわきの硬め型が半端じゃないことも理由としてあるでしょう。

そんなわけで、大人も十分楽しめる作品、『ホーム・アローン』。
 


もう一度、クリスマスに家族と一緒に観てみるのはいかかでしょう。

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